ソロキャンプに車で行こう
さてここでは車で行くソロキャンプをテーマにしておりますが、車で行くソロキャンプに似合う、役に立つ車を紹介したいと思います。
まず考えなければならないのは車で行くソロキャンプといっても、「車で行く」と「ソロキャンプ」を完全に独立させて考える・・・つまり行くのは車、寝るのはテントとわり切って
考えるケースともう一つは車中泊も意識してのソロキャンプでは、車種の選択がまったく違ってくるということです。
管理人はソロキャンプ初心者でもあるので、いつでもどんな環境でもちゃんと寝れるかが心配だったりします(´;ω;`)
そこでここでは、安心のために車中泊ができる車で考えます。
また気軽に行けるという意味でコンパクトよりの車種で選びます。
女子のソロキャンパーでテントキャンプはちょっと怖い・・という時でも車中泊できる車なら安心ですね。
車中泊のために車選びのポイント
車で寝ることを考えたら、
シートがフルフラットに対応しているか
ここが一番重要です。
前後のシートがフルフラットにできれば、基本的にちゃんと寝られる体制になります。
しかしながら完全に平らになる車はそうそうありません。
こんな感じ ↓
たいてい少々ふくらみや段差が出来てしまいます。
でもフルフラットにできない車よりはるかに快適です。
ということで、ここではフルフラットにできる車で
コンパクトカー
というくくりで選択していきましょう。
さっそくいきましょう!
ホンダフリード+
「ちょうどいいホンダ」のキャッチフレーズでデビューしたフリードも車中泊にぴったりな1台ですね。
特に車名の後ろ「+(プラス)」が追加されたモデルは、通常の3列目を撤去しラゲッジスペースに充てたタイプで、乗車定員が7人のスタンダードから5人乗りと減っているタイプになっています。
実はこれが、荷室用ユーティリティボードの使い勝手が抜群で、広大なアンダーラゲッジスペースを作ることができ、車中泊の際、行き場に困った荷物も余裕で収納できるんです。
しかも、フルフラットシートは段差が最小限となっていてその室内空間はまるで、車中泊の為に生まれたもではと思わせる車です。
全体で164~188cm×110cmのフラットな空間は、セミダブルベットをイメージすると分かりやすいでしょう。身長180cmまでなら、2人でも寝られます。
こちらは純正アクセサリーのマットを敷いた状態です。
完全フラットで快適に寝ることができ、床下にはラゲッジスペースもできます。
純正アクセサリーで全ての窓を覆う『プライバシーシェード』も用意され、メーカーが車中泊を想定して作った様子が伺えます。
スズキ・ジムニー
スズキのベストセラー車。
長い納車待ちもあったりするほどの超人気車種です。
理由は普通車や半端なSUVにも実現できない程のタフさと走行性能です。
フルフラットにするにはこのようにするか
下のように後席をたたんでより長くスペースをとる方法もあります。
この場合下が硬いのでマット等がひつ
人気車種だからこそ様々なアフターパーツが発売されており、痒い所に手が届く車中泊グッズが豊富にあります。
例えば…キャンピングカービルダーのトイ・ファクトリーから発売されている『101TentCar コンフォートベットキット』。
車内の形に合わせて設計しており、言わずもがなベストフィット。段差を解消し、快適な眠りを提供してくれるでしょう。
ホンダNーVAN
ホンダ N-VANは、ホンダの新世代軽自動車“N”シリーズに初めて登場した商用車です。
1BOX型商用車並みの積載量を確保するため、助手席・後席をフラットにたためる構造として、断トツの荷室空間を生み出せます。
実はこれが車中泊カーとしても最適になるんです。
N-VANは下のようにシートアレンジができ、車中泊時に快適な空間を作り出すことができます。
さらにN-VANは純正のラゲッジボードを設置すると、じつに快適な就寝スペースとその床下に生まれる大きな収納スペースが確保できるのです。
アウトドアレジャーはなにかと荷物も多いもの。車中泊となれば、さらに寝袋など就寝用のグッズも増える。
そんな時この収納スペースは実に便利なのです。
この純正「マルチボード」はセットで10万円少々しますがあったらほんと便利です。
スズキハスラー
管理人のスタイルおすすめ
スズキハスラー
ハスラーはコンパクトな車体ながら、多くの荷物を積載したり、車中泊もできたりするように車内スペースの効率化が図られています。
特にシートアレンジは多彩で、前席はヘッドレストを取り外せば背もたれが完全に水平になるようにうしろに倒せるほか、後席は前後で倒す方向を選択可能。
ただし、後席は完全に水平になるまで後ろには倒せません。
このようなシートアレンジを利用して車中泊をするわけだが、寝る体勢は2パターンから選ぶこととなります。
1パターン目は、前席の背もたれを後ろ側に倒し、後席の背もたれを前側に倒すというスタイル。こうすれば、より広いスペースを作り出すことができる。ただし、後席はシートの背面が上になるので、そのまま寝転ぶと身体が痛いかもしれません。
マットなどを敷くほうがベターです。